こんにちは。ばしこです!
今回は新生児の頃から見られるジェネラルムーブメントについてお話します。
ジェネラルムーブメントとは、
赤ちゃんが起きている間に仰向けの姿勢でみられる自発運動であり、
反射運動とは異なります。
新生児の頃は、
四肢のいずれかから運動が始まり、次第に全身をくねらせるような滑らかな動きが見られます。
全身運動のなかで自分の手で顔を触る、自分の両手に触れるなど
ダブルタッチの経験を積んでいきます。(自己身体の認知に繋がります)
2ヶ月以降になると
手足を床から持ち上げた状態でダンスを踊るように
せわしなく手足を動かすようになっていきます。
この動きの変化には神経機構の発達が関係しており、
大脳皮質と皮質下が協調的に働くようになったため
動きが変化していると考えられています。
新生児の頃から
育っていくぞ!って意気込みが感じ取れそうな気がします。
【参考文献】
・森岡周. 発達を学ぶ 人間発達学レクチャー. 2015. 協同医書出版社
・浅野大喜. リハビリテーションのための発達科学入門 身体をもった心の発達. 2012. 協同医書出版社
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