こんにちは
今回は離乳食の進め方についてまとめてみました。
離乳食は吸啜反射が消失し、頸部のすわりも安定してくる5~6ヶ月ころから始めます。
この頃は舌と顎が発達して、唇から食べ物を取り込み、
舌でのどに送って飲み込めるようになります。
なめらかにすりつぶした状態、ペースト状のものから始めます。
食物アレルギーの心配んp少ないお粥から始めて、すりつぶした野菜なども試していきます。
調理の際は調味料は不要です。
下の前歯が2本生える頃(6~7ヶ月)には、口の中の容積が広がり、
舌の動きが活発になってきます。→舌で押しつぶして食べられるようになる。
舌でつぶせる固さにし、食品の種類を増やしていきましょう。
口に取り込んだ食べ物を上下の歯茎で噛みつぶせるようになる時期です。
歯茎のふくらみがでてくるので、歯茎で噛める程度の食事にステップアップします。
舌や唇に自在に動くように発達していきます。
食事のリズムも大切にしていきましょう。
また、9か月以降では鉄分が不足しやすいため、赤身の魚・肉・レバー等も取り入れましょう。
育児用ミルクを調理に用いるのも効果的です。
乳歯の前歯が生えそろい、奥歯(第一乳臼歯)が生えてくる時期です。
前歯で噛みとって、奥歯で噛みつぶして飲み込めるようになります。
スプーンへの興味や手づかみ食べは食べる意欲の表れです。
自分で食べる楽しみを体験できるように応援しましょう。
エネルギーや栄養素の大部分を母乳や育児用ミルク以外の食品から摂れるようになると
離乳の完了です。
乳歯は3歳頃までに生えそろい、上下で10本ずつになります。
奥歯(乳臼歯)で噛み砕くことができるようになると咀嚼機能も獲得できます。
つまり、3歳頃までは咀嚼機能の発達過程にあるため、
様々な食品を体験して、食物に合った噛み方を習得していけるようにしましょう。
今回はここまで~
まずは食べることへの興味、意欲を引き出してあげることが大切ですね。
参考文献
・汐見 稔幸.2017年版 保育士完全合格テキスト.SHOEISHA
・AERA with Baby スペシャル保存版.日本新聞出版
・プレジデントBaby 2018完全保存版.プレジデント社
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