こんにちは~
今回は受精してから出生するまでの胎児の様子を
ザザザーーーーっと見てみましょう‼
●在胎0~11週
成長がとっても著しい時期であり、繊細な時期です。
この時期には既に人として認識できる姿になっています。
脳や神経系、筋肉も機能していて動いたり嚥下も可能です。
様々な器官が形成される時期なので、
この時期は感染症などの有害な影響への感受性が高くなっています。
(奇形等を発症しやすくなります)
●在胎12~25
脳や神経系の発達が進みます。
在胎22週頃には脳の基本的な構造は成人とほとんど変わらなくなり、
視覚、聴覚、触覚なども発達していきます。
この時期の後半になると
胎児の体幹や手足が急激に発達していきます。
●在胎26~39週
出生後に十分な機能を果たすことができるように
脂肪の蓄積、身体機能の成熟が進みます。
出生時の第1呼吸に備えて肺胞が発達していきます。
特に最後の10週は頭囲の増加、身長・体重の増加など
胎児の成長が著しい時期です。
こーんな感じでお母さんのお腹の中で
胎児はすくすくと成長していきます。
そして、お腹の中で赤ちゃんは色々な経験をして産まれてきます。
次回からはもうちょっと詳しく、
お腹の中でどんなことを経験して成長していくのかを見ていきます!
参考文献
・堺 武男.イラストで学ぶ新生児の生理と代表的疾患.メディカ出版
・池ノ上 克,前原 澄子.みえる生命誕生 受胎・妊娠・出産.南江堂
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